お店のこと

信州に引っ越してきて、まず野菜の美味しさにびっくりしました。訪問した農家さんの取ったばかりの野菜をその場で食べた時の衝撃は、10年たった今も忘れられません。
越してきた時は、いつか東京に帰るつもりでいましたが、生産者さんとの繋がりが広がり、親しい人たちが増えていく中で、「諏訪でお店を出してもいいんじゃないか?」と思うようになりました。
折角、美味しくて素晴らしい素材が身近にあるのに、わざわざ遠くに、東京に戻らなくてもいいんじゃないかと思うようになりました。
僕は農家に赴き、農家さんと話をして、そこから料理を考え出すのが好きです。
それは「ここでしかできないことだ」「ここだからできることだ」と気づいたのです。
同じ野菜でもこの人の野菜はここにしかないんです。
その価値は頻繁に畑に行くからこそわかる。またそんな農家さんをはじめとする生産者さん達の思いを食べてくれる人にも伝えたいと思い、この地での開業を決意しました。
商品・お店のこだわり
僕が目指すのは
- 素材感を大事にし食べてもらいたい物が明確で、その素材を作った人の想いが伝わるような料理。
- そこにちょっとした驚きや新しさを取り入れて外食の楽しさを堪能してもらえるような。
- 料理を出した時に「わぁ〜」と目で楽しんで、食べた時に香りと味で幸せになれるような。
そんな料理
店作りはリラックスして食事ができる雰囲気で、料理と空間とそこにいた人達で作り上げられるその「時」を楽しんでもらえるそんな店
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